先日(といっても2ヶ月くらい前だが)上司からメールが届いた。
件名「緊急事項」
「!? 俺なんかやらかしたか?」
以下メールの内容
カレーの黄色成分で、ウコンに含まれる「クルクミン」が、アルツハイマー病の
原因となる物質の生成を防ぐ効果のあることが、金沢大大学院の
山田正仁教授(神経内科)と小野賢二郎医師らの研究でわかった。
新たな治療薬の開発につながるほか、痴呆(ちほう)予防に役立つ
食生活改善法に生かされそうだ。
成果は都内で開かれる日本痴呆学会で30日発表される。
アルツハイマー病は、脳内で「アミロイドベータ(Aβ)」という物質が
線維状に結合して毒性を持ち、付近の神経細胞が死んでいくのが原因とされる。
現在、病気の進行をくい止める決定的な治療法はない。
研究チームはAβを含む溶液にクルクミンを加え、線維化が大幅に抑えられることを確認した。
すでに線維化したAβにクルクミンを加えると線維が分解した。
赤ワインに含まれるポリフェノールや、ハーブの一種のローズマリーでも同様の効果が得られたという。
カレーをよく食べるインド人は米国人に比べアルツハイマー病の
発症率が4分の1しかないことが知られ
クルクミンを混ぜた餌で育てたマウスは発症しにくいことが示されている。
研究チームは「クルクミンにアルツハイマー病を防ぐ直接の効果があることがわかった。
食生活の改善で発症を遅らせられるかもしれない」と話している。
(読売新聞)
!!!!!!!
すっ、すごいじゃないっ!!
アルツハイマー病とは
βアミロイド蛋白と呼ばれる異常な蛋白質が脳全般に蓄積するために
脳の神経細胞が変性・脱落する病気です。
そのために、脳の萎縮が進行し、痴呆を示すと考えられています。
老年期の痴呆の原因はアルツハイマー病が最も多いのです。
ですから、アルツハイマー病は、特別な病気ではありません。
年をとれば誰でもかかる可能性のある、脳の老化に関係する病気なのです。
上記記事がでるまではアルツハイマー病の予防進行をくい止める治療法はないと考えられていました。
すごい情報を提供してくれた上司に感謝です。
(でもあの意味ありげな件名にはビビリあげました。。。)
家に帰り嫁さんに意気揚々と「カレーってすげ〜んだぜ!」と上記の話をすると。
「カレーじゃなくてウコンがすごいんじゃないの?」
「たくわんでもいいじゃない。」
。。。。。。。。
きっ、聞かなかったことにしておこう。
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